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第36回:目標と戦略の見直しと継続した実行が会社にもたらすものとは

細川 馨 細川 馨

2014年もちょうど折り返し地点に差し掛かりました。
年初に明確にした目標と、それを実現するための戦略。
半年も経つと、その戦略の実行具合が見えてきます。

 

目標達成のためのポイントは2つ。
当初の戦略にあまり執着しすぎないこと、そして頻繁に見直しながら、実行し続けていくということです。

 

私は戦略は随時見直すものだと考えています。
戦略とは、どのようにして目標達成をするかということですが、いざやってみるとそれがうまくいかないケースも多いのではないでしょうか。

 

勝つためには、新しい戦略が必要であり新しい戦略ができたらそれをまた実行していくということが大切です。

 

そもそも会社の目的は、「世のため人のためになること」です。
さらに追求していくと、それはつまりエンドユーザーであるお客さまに喜んでいただくこと、
すなわちエンドユーザーのお客さまの”暗黙知”を知ることなのです。

 

世の中には「お客さまのため・・・」とうたわれるサービスが多く提供されていますが
、わたし自身、それがお客さまと同じ立場からではなく、なぜか、上から見られているように感じることがあります。

 

お客さまの”暗黙知”を知る一番の方法は、自分自身が実際にお客さまになってみることです。
 自分が本当にひとりのお客さまになってみることで初めて本当のお客さまの心理がわかるのではないでしょうか。

 

お客さまの喜びを本当の意味で追求していく企業は、社会において信頼されるようになります。
 信頼される会社とは、社会から頼られる企業であるということです。
 そして、それを積み重ねて作られていった企業がブランド企業になっていくのです。

 

お客さまに喜びを提供できる企業になるためにも、頻繁に戦略は見直されるべきであり、
見直しながらより効果的な戦略を追求し、実行していくことがポイントになると思います。

 

この時期は今年の目標をより良く達成するための戦略を見直すタイミングであると同時に、
来年の目標と戦略を練るための重要なタイミングでもあります。

 

来年の目標というのは、半年前から決めておかなければなりません。
半年前から目標を決定しておかないと、確実に戦略を実行することができないからです。
そしてその目標とは、高い目標でなければなりません。

 

企業とは成長するものです。
高い目標を設定することで、それを達成するためのイノベーションを起こし続けられるのです。

 

目標を設定したら、まずは責任者が最初の戦略を考えます。
それからほかの人たちにもアイデアを出してもらい、ブラッシュアップしていきます。
こういったことに半年前から取り組む必要があります。
半年前から目標を設定し、戦略を練って実行していくことによりお客さまのニーズの変化に応じて、
自然と戦略も見直されていくことになります。

 

楽しい未来、ワクワクする未来に向けて早めの準備をおこない、準備ができたらあとはひたすら実行する。

 

気をつけなければならいのは、“やらないリスク”です。
失敗を恐れずに起こしたアクションには、たとえ失敗したとしても必ず何かが残ります。
それが会社の財産になるのです。
失敗を恐れ、アクションを起こさなければ会社には何も残りません。

 

会社に知識・智恵という財産を蓄積していくこと。
それを意識すれば、困難なことにも前向きにチャレンジできるはずです。
チャレンジした結果をみて、さらに戦略を見直していく。
このことがまたさらに会社に財産を残していくことになります。
その繰り返しで、人も企業も成長していくのではないでしょうか。

 

2014年も残り6ヶ月。
このタイミングで皆さんも今年の目標と戦略、そして来年の目標と戦略についてあらためて考える機会をつくってみてはいかがでしょうか。

 

執筆者プロフィール
細川 馨(ほそかわ かおる)

ビジネスコーチ株式会社 代表取締役
BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
CFP®認定者
早稲田大学ビジネス情報アカデミー講師
ホテル産業塾講師

1980年、外資系生命保険会社に入社。支社長・支社開発室長(営業本部長)等を歴任し、2003年、プロのビジネスコーチとして独立。2005年、ビジネスコーチ(株)を設立、代表取締役就任。

■実 績
成果を出す「ビジネスコーチング」を独自のスタイルとし、
現在大企業管理職への研修、企業のビジネスコーチとして活躍、以下を行っている。
①10万人以上の経営陣やリーダーの行動変革を支援する
②6ヶ月間で組織の業績向上を支援する
③ビジネスコーチングを実践できるビジネスコーチを1社に1人輩出することをビジョンに、2006年ビジネスコーチスクールを開講し、講師も務める

組織の実行を支援するプロフェッショナルのビジネスコーチの普及につとめている。 エグゼクティブコーチングの第一人者、マーシャル・ゴールドスミス氏とも親交が深い。

■著書・監修 『世界基準 - 8つの動き』(共著、ぜんにち出版)
『新版 リーダーが実行する新ホウレンソウの本』(中経出版)
『上司は社員と飯を食え』(日経BP社)
『「右腕」を育てる実践コーチング』(日本経済新聞出版社)
『生保最強営業マンの実践コーチング塾』(日経BP社)
『6ヵ月で会社の業績を上げる!社長のドリル』(日経BP社)
『実践コーチング DVD映像60分「見る&読む」で身につく』(監修、日経BP社)
『35歳からのビジネス&マナー事典』(監修、西東社)
『デキる!「大人の男」の作法&仕事術』(監修、西東社)

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