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第66回:「職業としてのエグゼクティブコーチ」の可能性

橋場 剛 橋場 剛

「エグゼクティブコーチ」という言葉を聞いて、何をする人なのかを瞬時にかつ具体的にイメージできる人はどれくらいいるでしょうか。

ビジネスコーチ株式会社を設立した10年前には、少なくとも当社にはまだ「エグゼクティブコーチング」というサービスはありませんでした。
日本においてある程度の認知度が得られるようになったのは、ここ4~5年くらいのことです。
特にここ1~2年の国内需要の急増は注目すべき現象です。

当社にとって1つの転機となったのは、エグゼクティブコーチングの第一人者であるマーシャル・ゴールドスミス氏との出会いでした。

彼を初めて日本に招聘したのが2008年でしたが、これまで4回に亘って来日し、経営幹部クラスの方々に対してリーダーシップやエグゼクティブコーチングをテーマとした 講演・ワークショップを行っていただきました。

マーシャル氏が日本に来てから、書籍やメディアに取り上げられた記事を見てエグゼクティブコーチングや当社のことを知ってくださるようになった方は決して少なくありません。

「より良い社会を実現するための、より良い組織創りの追求者であること」

という当社のミッションを実現するうえで、エグゼクティブコーチングはいま、私たちビジネスコーチ株式会社の中核をなす最重要事業の1つと位置付けています。

そこで、職業としての「エグゼクティブコーチ」について、私たちは新しい目標を立てて取り組むことにしました。

◆優れたエグゼクティブコーチを3年間で2倍に増やし、いままで以上に「より良い組織創り」に貢献できる体制をつくる

これが、私たちが取り組む当面の新しい目標の1つです。

では「優れたエグゼクティブコーチ」とは、一体どのような人なのでしょうか?

「クライアントにとって成果をもたらす」ことができるのが、もちろん「優れたエグゼクティブコーチ」なのですが、ではどうすれば(または、どのような条件を備えていれば) クライアントに成果をもたらすことができるのか、といった点こそがとても重要です。

私たちがエグゼクティブコーチングの対象として想定している層が、「次世代エグゼクティブ」層であることは以前のコラムでも書きました。

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■第48回:次世代エグゼクティブをコーチする
http://www.businesscoach.co.jp/column/detail/column_48.html
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世の中には、企業のマネジメント層として成果を上げてきた優秀なビジネスパーソンがたくさんいます。
そうした優れたエグゼクティブ経験者を、50代半ばから60代半ばというまだまだアクティブな年齢のうちに第一線から引退させてしまうことは日本にとって実に大きな損失です。

一方で、企業のマネジメント層はどんどん若返っており、30代40代の経営幹部もまったく珍しくない時代になっています。
社会人経験がまだ少ない段階で経営幹部を任された30代40代の経営幹部はどうやって組織をマネジメントすればよいのか、どうやって部下を育成していけばよいのかが分からず、手さぐりで、あるいは自己流で組織マネジメントに取り組まざるを得ないのが実情です。

私たちは、2008年以来、エグゼクティブコーチングの世界的第一人者であるマーシャル・ゴールドスミス氏とタッグを組み、次世代エグゼクティブ層がハイパフォーマンスを発揮するための独自のメソッドを開発し、多くのお客様に提供してきました。

優れた経営経験・マネジメント経験をもったエグゼクティブの皆さんが、世界基準のコーチングメソッドを学び、質の高いコーチングを現場で展開することができれば、30代半ばから40代半ばのいわゆる「次世代エグゼクティブ」層は、より短期間で成果を上げることができます。

その意味において、次世代エグゼクティブに優れたエグゼクティブコーチがつくことは、高い視座視点・経営マネジメント経験という「時間的要素」をお金で買う行為とも言えるかもしれません。

私は最近、弊社で活躍するエグゼクティブコーチ陣のみなさんにある1つの質問をしました。

返ってきた答えのキーワードは、

「他者への貢献」

「シェルパ」

「自身の成長」です。

 * * * * *

「30年以上積み上げてきたビジネス経験を融合させて、リーダーの行動変革に寄与することで、クライアントの業績向上、組織目標の達成、そしてクライアント一人一人が幸せで充実した  人生を送ることに貢献できる喜びを感じられること」

「(ビジネスを山にたとえて)山の状況に応じて確実に足を前に進めるようサポートしています。クライアントを後方から励まし、時にはシェルパ(登山隊の一員として荷物運搬、案内などを務める人)として寄り添い、ビジネスの主脈を共に縦走、ピークを越えるたびにクライアントの成長(自分の成長も)と感動を味わえること」

「クライアントの夢と課題を共有し人生の目的に向かって一緒に歩めること、またクライアントの成長の段階に居合わせることが何よりの喜びであり、それが私自身にとっても成長の糧になっていること」

私が投げ掛けた質問は、

「エグゼクティブコーチの魅力ややりがいは何ですか?」

という実にシンプルなものでした。

“こんな想いを共有し、実感できる優秀なエグゼクティブコーチを世の中にもっともっと増やしたい”

そんな気持ちがわたしたちの中に生まれてきました。

ビジネスコーチ株式会社は2016年1月、これまで10年間運営してきたビジネスコーチスクールをさらに発展させ、「エグゼクティブコーチ プログラム」を新たに開講します。

年明けの開講に向けてただいま急ピッチで準備中ですが、エグゼクティブコーチが増える「場」を“次世代”エグゼクティブコーチ候補の皆さんと一緒に作っていくことが できれば、わたしたちのビジョン実現に向けてまた一歩前進となります。

エグゼクティブコーチは誰にでもなれるものでは決してありません。卓越したコミュニケーションスキルはもちろんのこと、優れたビジネス経験が必要であり、「この人にコーチングを受けたい」とクライアントに思わせる洗練された人間的魅力も不可欠です。

エグゼクティブコーチングの現場の最前線は、コーチとクライアントとの間での文字通り「真剣勝負」の対話の場です。

高い志と優れた人間性・品格をもち、そしてクライアントに成果をもたらすことへのコミットメントがあるマネジメント経験者の方に門を叩いていただきたいという考えに基づき、 私たちは敢えて積極的なPRを行うつもりもありません。
エグゼクティブコーチを本気で目指している方は、きっとこの新しいプログラムを探し当て、辿り着いてくださると信じています。

「エグゼクティブコーチ プログラム」の具体的内容に関しては、弊社Webサイトの「ニュース」をご覧ください。

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■エグゼクティブコーチプログラムのご案内
http://www.businesscoach.co.jp/news/detail/20151015_2.html
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今後、メールマガジンや弊社Webサイト上でも随時関連情報の発信を行っていきますので、エグゼクティブコーチをこれからのご自身の職業とすることを真剣に検討されている方は、引き続きメールマガジンや弊社Webサイトをチェックしていただければ幸いです。

 

執筆者プロフィール
橋場 剛(はしば ごう)

ビジネスコーチ株式会社 専務取締役
BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ

アクセンチュア株式会社にて主に大手ハイテク企業に対するコンサルティング業務に携わる。同社マネジャー及び企業経営を経て、当社設立に参画。2010年1月より現職。
大手総合電機メーカーにおけるWeb受注納期回答システムの導入支援、開発購買領域の業務設計・システム化要件定義を実施し、大手企業の業務効率向上を実現する。大企業へのコンサルティング業務の経験を活かし、経営者、マネージャーら50名以上に対してコーチングを実施し、ビジョンの明確化、業績の向上に寄与する。
著書に『優れたリーダーに変わる たった1つの行動』(中経出版)、『ダイエットに成功する人が会社を活性化できるワケ』(扶桑社)がある。

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