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ビジネス成長の決め手!「黒字社員」の増やし方
第4回:ヒトとカネの問題を一挙に解決!
「パワーパートナー」の集め方(1)

ビジネスコーチ(株)代表取締役 細川 馨 ビジネスコーチ(株)代表取締役 細川 馨

 中小企業が大きく発展するためには、ヒトとカネをそろえなければならない、と考えられがちです。けれども、中小企業であるが故に、有能な人が入社したとしても、辞められてしまうことがあります。カネの問題もあります。有能な人を集め、辞められないようにするには、お金も必要です。十分なお金がない中小企業は、どうしたらいいのでしょう。

 このヒトとカネの問題を一挙に解決する方法があります。それは、有能な外部のパートナーを集めることです。それによって、高い生産性とリターンを実現できます。

 こうした有能な優れたパートナーのことを、わたしは「パワーパートナー」と呼んでいます。では、どのような人が、パワーパートナーとなり得るのでしょうか。その見分け方について、少し具体的に説明していきましょう。

パワーパートナーの見分け方①人間力(人との関わり方)

 まず重要なのが、人との関わり方です。「人間力」と言ってもいいでしょう。どのような人と、どのように付き合ってきたか。取引先や同僚・部下からの信頼が厚いか。そして、人脈が深いか。こうしたことが、社会的地位が高いとか、資金力があるとかよりも重要になります。

 例えば、前回の本連載で紹介した、当社のパワーパートナーである久野さん。参加費が60万円のビジネスコーチスクールを開いた際に、久野さんの紹介で参加した人が15人もいました。学歴や肩書きなどでは測れない、久野さんの人間力のすごさを実感しました。そのうち半数は元部下で、部下からの信頼が厚かったことがうかがえました。もう半分は、仕事上の付き合いがある経営者でした。

 対照的に、いわゆる一流大学を出て、大会社で重職を経験したり、外資系企業を渡り歩いたりしても、人付き合いが寂しい人もたくさんいます。こういう人は、パワーパートナーにはなりません。

 人脈の深さも、大きなポイントです。例えば、高い関心を持って部下と関わる人。よく一緒に食事に行ったり、相談に乗ったり、勉強会に誘ったりと、とても面倒見がいい。そして、自分の利益ばかりを求めない。そういう人は、人脈が深いことが多いですね。

 人脈が深く、人間力に優れる人は、少し前に注目された、奉仕型・自己犠牲型である「サーバント・リーダーシップ」に近いかもしれません。けれども、パワーパートナーとしては、それだけでは不十分です。少し矛盾するように思われるかもしれませんが、お金に関してシビアであること、と同時に、自分のお金に余裕のあることも、重要なポイントです。

 パワーパートナーの見分け方②お金へのシビアさと余裕

 お金にシビアというのは、いい意味で貪欲であり、打算的であるとも言えるでしょう。それは、自分の生産時間と、それに見合うコストをきちんと考えているということです。「お金はいりません」という人を、わたしは信用しません。なぜなら、時間当たりの単価で商売して利益を出していかないと、ビジネスは成立しないからです。

 前回も紹介しましたエグゼクティブコーチングの世界的な第一人者のマーシャルも、お金にシビアですが、ホスピタリティもあります。来日時には、帝国ホテルのフレンチに招待してくれて、おごってくれました。でも、コーチングフィーは一人当たり年間3000万円を要求する。クライアントは8人しか持たない。お金にシビアであるということは、時間にもシビアであるということです。コーチングは労働集約型なので、時間単価を設定し、きちんと料金を取る。

 その一方で、マーシャルには、お金を取らない時間もあります。例えば、全米ガールスカウト協会には無料で奉仕しています。

 お金にシビアなことは必要ですが、「お金にがめつい人」「お金に汚い人」はダメです。例えば、最初の約束で「報酬は○○万円」と決めたのに、後から「これでは少ない」と言ってきたり、陰で不満を言ったりする人。こういう人は、関わる人たちのモチベーションが下がってしまい、とても困ります。

パワーパートナーの見分け方③決断の早さ

 決断の早さも、とても重要なポイントです。決断の早い人というのは、それまでにいろいろな経験の蓄積があり、やる・やらない、できる・できない、面白い・面白くない、必要・無駄などの判断を何度もしてきいるのです。だから、早く決断できる。

 例えば、当社のパートナーの場合、「パートナーとして参加しくれませんか」という依頼に対して、すべての人が、ほぼ即決で了承してくれました。直観的に決断してくれたのです。一方、「考えておきます」というように、決断を先延ばしにする人もいるかもしれません。でも、20代ならまだしも、40歳を過ぎた人が様々な人生の岐路で「考えておく」というのでは、頼りないし情けないのではないでしょうか。基本的に、こちらも相手のことを知り、先方にも当社のことを知ってもらった上で依頼しているので、慎重だからではなく、経験不足だから、判断に迷っている可能性が大だと考えられます。
 
 パワーパートナーの見分け方については、ほかにもいくつかのポイントがあります。次回も引き続き、それらについて説明します。

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