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ビジネス成長の決め手!「黒字社員」の増やし方
第6回:ヒトとカネの問題を一挙に解決!
「パワーパートナー」の集め方(3)

ビジネスコーチ(株) 代表取締役 細川 馨  ビジネスコーチ(株) 代表取締役 細川 馨

 前々回、前回と2回に分けて、「パワーパートナー」の見分け方の重要なポイントを、お伝えしました。

 パワーパートナーは、企業の成長と発展のためには避けて通れないヒトとカネの問題を一挙に解決してくれます。どのようにすれば、そうしたパワーパートナーに集まってもらい、実際にパワーパートナーになってもらえるのでしょうか。今回は、その具体的な方策について、説明していきましょう。

パワーパートナーを集めるには

 パワーパートナーを、いわゆる“一本釣り”することは、かなり難しい。これまでの経験を踏まえて、わたしはそう考えています。知人などからの紹介でも、やはり難しいでしょう。いくら親しい間柄だったとしても、なかなか紹介してもらえなかったり、紹介された人に本当に実力があるかどうか、わからなかったりするからです。もちろん、信頼できる人からの紹介であれば、よいパワーパートナーを“一本釣り”できることもありますが。

 では、どうしたらよいのでしょう。まずは、パワーパートナーになりそうな人が集まってきそうな「プール(受け皿)」をつくることです。参加者同士の関係が濃ければ濃いほど、よいでしょう。

当社にとって最初のプールとなったのが「ビジネスコーチスクール」。コーチングの価値観を共有する人が集まるプールです。その次には、「出資者」という極めて濃い関係のプールもつくりました。

そして、新たなプールとして、「ビジネスコーチ経営者倶楽部」もつくりました。自らの会社を早く成功させたいと考えている経営者の集まりです。あるパワーパートナーの発案を基につくりました。勉強会や交流会、セミナー、それからビジネスマッチングも行います。コーチングのほか、ファイナンスや新規事業の起こし方などもテーマにする予定です。

こうした集まりには、ビジネス上のうまみが必要でしょう。あるいは、社会や人の役に立つといった「志」のプールという面があるとよいかもしれません。いずれにせよ、「この指とまれ」でプールをつくることが必要です。

パワーパートナーを集めるメリット

ヒトとカネの制約を抱えながらも、企業が飛躍的に成長、発展していくには、外部のリソースの活用が不可欠です。当社であれば、外部の人にパートナーとして協力してもらうことです。現在、多岐にわたる分野の企業経営者をはじめ、才能豊かなパワーパートナーが大勢います。

 仮に、パワーパートナーに相当する人を全部、自前の社員で賄うとしましょう。その場合、必要な人数の数十倍の人を採用し、時間とお金をかけて育て、ようやくその人数を確保できる。これまでの経験から感覚的に、そのくらいではないかと思います。それだけの時間とお金をかけるのは、実際には無理でしょう。

 一方、パワーパートナーに協力してもらうことは、その担当となる社員のいい教育にもなります。社員にいい教育を受けさせたいと考える経営者は多いと思いますが、そのためにいい講師を呼ぶには、お金がかかります。社員をパワーパートナーの担当にすることで、人材育成の面でも、ヒトとカネの問題を解決できるわけです。それも、共同で利益を生み出すために営業活動していく関係ですから、セミナーの講師と参加者というような関係よりも、格段に濃密で真剣味が増し、吸収するものも多くなります。

素直に助けを求めることが成功への近道

   日本には優れた人材がたくさんいるのに、埋もれているケースも多く、とてももったいないと常々感じています。以前に比べれば、労働力の流動性は高まっていると思いますが、それでもまだ、1社に奉公し続けるという意識は根強く残っている。企業の方も、外部の人材を活用するのに、まだ抵抗がある。それらが、優れた人材が埋もれてしまう大きな要因となっています。

必要な人を必要な企業にマッチングする。当社はコーチングを通して、そのお手伝いをしていきたいと考えています。

企業は、もっと助けを求めていいのだと思います。何でも社内でやろうとするのは無理があります。2011年の福島の原発事故でも、東京電力はもっと海外に助けを求めればよかったのではないかと思います。その前年にチリで起きた鉱山の落盤事故では、大統領は世界中に助けを求めた。その結果、各分野の優れた技術が世界中から集まりました。

当社と関係の深いエグゼクティブコーチングの世界的な第一人者であるマーシャルは、何か頼んだり、尋ねたりする際に、「わたしを助けてくれ」という言い方をします。他人に助けを求め、また求められれば助ける。海外では、他人に親切にすること、助けることが美徳なのです。

対照的に日本人は、他人に迷惑をかけないようにと教えられます。自分ひとりで頑張るのが美徳だとして、妙なプライドから「Help me」とは、なかなか言えません。

大事な目標を達成するのに、こうしたプライドは不要です。素直に外部に助けを求めることが、成功への近道となるのです。

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