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第28回:2014年の成功のために、いますべきこと

細川 馨 細川 馨

新年あけましておめでとうございます。
新しい年の幕開けと共に、皆様も新たに所属する組織で実現したい夢や目標を掲げて、晴れやかな気持ちで仕事始めを迎えられたことと思います。
今回は、今年、皆様の組織が成功を収めるために、年初の今だからこそすべきことについて、お話ししたいと思います。
まずは、組織の「ミッション」について考える時間をつくること。
これが、今年の成功のためにいますべきことのひとつめです。
皆様の掲げた夢や希望を実現にグッと近づけるもの、それは組織の「ミッション」の存在にほかなりません。
なぜなら、さまざまな人が所属する組織が、存分にその力を発揮するために必要なもの、それが組織の「ミッション」だからです。
では、組織の「ミッション」とは、具体的にどのようなことなのでしょうか。

組織の「ミッション」とは、
“何をもって世の中に貢献をするのか、
どのようにして世の中を幸せにするのか“
ということです。
それはつまり、組織の活動によって、世の中のニーズを満たすだけでは不十分であり、加えて喜びを提供する必要があるということでもあります。

そのミッションに基づいて、組織に所属する人たちが最大限の力を発揮すれば、やがてそれが会社のブランドとなり、多くのお客様から
「あの会社は素晴らしい会社」だと評価されるようになるのです。
弊社では、社内で自分たちのミッションについて話し合うワークショップを定期的に開催しています。

弊社のミッションは
「人と組織の目標達成のための実行を支援する」です。
ワークショップを通して、
「目標達成のための実行支援をしていく」
ということはどういうことかを徹底的に話し合い、暗黙知や形式知の共有や、その実践のお手伝いをしていくということだという共通認識を全員が持って日々の仕事に励んでいます。

弊社が「実行支援」において最も重きをおいているのは、組織に所属する人たちの「関係の質」を高めることです。
なぜなら、どんなに短期的に成果が上がったとしても、組織に所属する人たちの関係性が悪化すると、それと同時に成果も上がらなくなってしまうというケースも少なくないからです。

我々は「関係の質」を強化しながら、組織の「ミッション」をもとに対話を重ねたり、自分の持っているエゴを捨て、すなわち思考の枠を解放しながら 互いに理解し合いながら仕事を進めていくことが、組織が圧倒的な成果を生み出すことにつながると考えています。

今年の成功のためにいますべきことのふたつめは、組織の「ビジョン」「戦略」について考える時間をつくり、「戦略」を見直す戦略会議の年間スケジュールを決めることです。

弊社が「実行支援」において「関係の質」を高めることの次に重要だと考えているのは、「思考の質」を高めることです。
「思考の質」を高めるためには対話が欠かせません。
互いに質問をすることにより、組織全体の思考の質がさらに高まっていくのです。

そしてその対話において「ビジョン」や「戦略」について皆で考えていくことが重要です。
もちろん、「戦略」は、
変化する時代の流れやお客さまのニーズに対応していくためにいまだけでなく、常に話し合い、見直していかなければなりません。
そのためには、多くの関係者がきちんと参加できるように、年間スケジュールを立て、告知しておく必要があります。

対話を繰り返すことによって、時として、今まで考えたことがないような「戦略」が非常に効果的な「戦略」になることがあります。
それは、ひとつのイノベーションが生まれる瞬間でもあります。

このイノベーションを生み出す方法は、24時間ビジネス、仕事のことを考えることです。
24時間ビジネスのことを考えているとアイデアが溢れ、普段なら気づかないことに気づくことができるのです。

そういった人たちが定期的に戦略会議に集まって、対話をすることにより、より多くの気づきが生まれ、イノベーションにつながるのです。

新年を迎えた今だからこそ、ぜひ、ご自身の組織の「ミッション」「ビジョン」「戦略」について考える時間をとっていただければと思います。

「ミッションをつくり、“ビジョンが実現したらどんなにワクワクするのか”を皆で話し合い、戦略を立てる(定期的に見直す)」
その時間が皆様の組織の成功を手繰り寄せると私は信じています。

最後になりますが、弊社は2014年、創立10年目を迎えます。
これも一重にこれまで弊社に関わってくださった多くの皆様のお陰と、この場をお借りして、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

とてもシンプルなのですが、私がいま強く共感している言葉があります。
それは、知識創造理論を提唱され、2013年に世界の経営思想家50人を選ぶThinkers50のLifetime Achievement Awardを受賞された一橋大学名誉教授 野中郁次郎先生の「企業の持っている様々な暗黙知を多くの人と共有することにより、それが形式知になり、その形式知を皆で話し合うことにより暗黙知にしていく。」
という言葉です。
この言葉を実践することにより組織が活性化していくのだと、私はこれまでの経験から、実感しています。

この言葉を胸に、本年も皆様のお役に立つさまざまなサービスをご提供できるよう、いっそうの精進を重ねて参りたいと思っております。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 
執筆者プロフィール

細川 馨(ほそかわ かおる)

ビジネスコーチ株式会社 代表取締役
BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
CFP®認定者
早稲田大学ビジネス情報アカデミー講師
ホテル産業塾講師

1980年、外資系生命保険会社に入社。支社長・支社開発室長(営業本部長)等を歴任し、2003年、プロのビジネスコーチとして独立。2005年、ビジネスコーチ(株)を設立、代表取締役就任。

■実 績
成果を出す「ビジネスコーチング」を独自のスタイルとし、現在大企業管理職への研修、企業のビジネスコーチとして活躍、以下を行っている。
①10万人以上の経営陣やリーダーの行動変革を支援する
②6ヶ月間で組織の業績向上を支援する
③ビジネスコーチングを実践できるビジネスコーチを1社に1人輩出することをビジョンに、2006年ビジネスコーチスクールを開講し、講師も務める

組織の実行を支援するプロフェッショナルのビジネスコーチの普及につとめている。
エグゼクティブコーチングの第一人者、マーシャル・ゴールドスミス氏とも親交が深い。

■著書・監修
『世界基準 - 8つの動き』(共著、ぜんにち出版)
『新版 リーダーが実行する新ホウレンソウの本』(中経出版)
『上司は社員と飯を食え』(日経BP社)
『「右腕」を育てる実践コーチング』(日本経済新聞出版社)
『生保最強営業マンの実践コーチング塾』(日経BP社)
『6ヵ月で会社の業績を上げる!社長のドリル』(日経BP社) 『実践コーチング DVD映像60分「見る&読む」で身につく』(監修、日経BP社)
『35歳からのビジネス&マナー事典』(監修、西東社)
『デキる!「大人の男」の作法&仕事術』(監修、西東社)

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