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ビジネス成長の決め手!「黒字社員」の増やし方
第1回:「黒字社員」の好循環が企業を変革し、ビジネスの成長を加速する

ビジネスコーチ(株)代表取締役 細川 馨 ビジネスコーチ(株)代表取締役 細川 馨

 ビジネスコーチ社長の細川馨です。仕事がら、いろいろな企業の経営者や、人事担当の役員の方々のお話を伺う機会を多くいただいています。そして、みなさんが共通の悩みを持っておられることを強く感じます。「もっと優秀な人材がほしい」という悩みです。それは、企業の規模の大小や業種などにはよらない、本当にみなさん共通の悩みなのだと実感しています。

 この「もっと」には、優秀な人材の数を増やしたいという望みと同時に、そうした人材にさらに優秀になってほしいという願いも込められています。もう少し具体的に言えば、優秀な人材を見抜いて採用したい、一刻も早く戦力になるように育てたい、さらには正しく評価することで辞められないようにしたい、ということです。

 これらを実現する仕組みを構築できれば、企業の人材力は高まり、それが経営そのものの変革をもたらし、ひいてはビジネスの成長を加速させることにつながります。

■鴻海董事長の衝撃発言「腐った卵しか産まない鳥は要らない」

 シャープを買収した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、この622日に開かれた鴻海の株主総会で、こんなショッキングな発言をしています。「場所を変えても飼い主を代えても、腐った卵しか産まない鳥は要らない」。シャープの追加リストラを示唆しての発言で、同月23日付の日本経済新聞朝刊で報じられています。過激ではありますが、経営における人材の重要性を端的に示した発言ともいえます。シャープの人員削減は7000人規模になるともいわれています。

 おそらく、シャープの社員も、優秀な人材となる資質を持っていたはずです。そうでないとしたら、資質を見極められなかった採用のミスです。資質があったとすれば、それを伸ばせなかったのは、会社の責任です。

 では、企業にとって優秀な人材とは、どのような人材のことでしょう。自ら考えて動く「自発的人材」であり、それによってビジネスの成長に貢献し、企業に利益をもたらす社員となる人材です。そうした人材を、わたしは「黒字社員」と呼んでいます。

 その「黒字社員」の資質として絶対に必要なのが、真面目さ、真摯さです。そして、その資質を伸ばせるかどうかは、素直さ、向上心が必要です。

 これら資質の見抜き方をはじめ、採用から育成、そして辞められないための適正な評価まで、ビジネス成長の決め手ともいえる「黒字社員」の増やし方について、わたしとビジネスコーチの長年にわたる経験や知見のエッセンスを、この連載でお伝えしていきます。

■「黒字会社」に「黒字社員」は集まる

 さて、黒字社員の増やし方をお伝えする前に、こんな悩みにもお答えしておく必要があるかと思います。それは、「そもそもウチの会社なんかに優秀な人材が来てくれるだろうか」という悩みです。学生向け調査の人気企業ランキングなどで上位に入らないような企業・業種や、中小企業の方々の多くが、同様の悩みを抱えておられます。

 黒字社員に行ってみたい、入社したいと思ってもらうには、どうすればよいでしょうか。それには、まず企業そのものを「黒字化」することです。収益が黒字というのはもちろんのこと、その上で、顧客にとっても、社員にとっても魅力的な企業、「黒字会社」にするということです。

 そのために必要なのが、ビジネスモデルであり、ビジョンです。その企業をどう発展させていくのか、経営者が明確なビジョンを示すことが、まず必要です。その上で、顧客にも価値を評価してもらえて、社員もやりがいを感じられるようなビジネスモデルがあるかどうか。黒字社員は、企業の業種や規模ではなく、優れたビジネスモデルに集まるものなのです。

 黒字会社であれば、自ずと黒字社員は集まるようになります。黒字社員を上手に採用し、早期に育て、適正に評価してやめられないようにすることで、黒字社員が増え、ビジネスは成長します。その結果、さらに黒字社員が集まりやすくなるという好循環が生まれ、企業は成長、発展していきます。

 次回からは、この好循環を生み出すための具体的かつ実践的な手法やノウハウを、分かりやすくお伝えしていきます。

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