「技術の目利き」がコア技術ベースのテーマ創出と
知財開発を両立する技術経営モデルの構築手順
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開催日時
2018年9月10日(月) 13:00~17:00 ※こちらの受付は終了しました
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概要
このセミナーは、研究開発部門の企画者・管理職向けの自社の「技術経営モデル」を構築するための考え方を解説する講座です。
ユニークなテーマ提案をしたとしても会社に採用されない事例等に触れ、その背景にある真の課題を解説します。そのうえで、自社独自の技術経営モデルを研究開発部門全員の共通認識としたテーマの創出方法・評価方法がなければ技術の目利き」を育成してテーマ創出はできないことを解説します。【特徴】
高収益が継続している技術企業には、その仕組み「技術経営モデル」があります。技術経営モデルがしっかりしていれば、継続的にアイデア・テーマ・知財が創出できて価値創出と高収益が両立します。
一方、しっかりしていなければ、テーマはマネージャーに潰されてアイデアは死蔵し、短期テーマが優先されます。この現実の背景にある真の課題を解決する方法を解説します。 -
対象
研究企画部門、研究開発部門、知財部門など関連部門の管理職の方
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効果
自社の研究開発マネジメントの課題を明確化し、根本的に解決するための方法論が理解できます。研究開発部門全体を巻き込んで変革する方法を理解できます。
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プログラム内容
1. 世の中の研究開発部門で起こっていることとは?
(1)経営者の期待と研究開発マネジメントのパラダイム変化
(2)研究開発テーマの評価方法
(3)望ましい研究開発テーマ評価・育成体制とは?
(4)企業としての研究開発ポートフォリオ/研究で実施すべきテーマ
(5)テーマ評価の問題の所在 RとD2. 技術経営モデルとは何か?
(1)自社独自の価値創出パターンを「ビジョン」として表現する
(2)セットメーカーの技術経営モデルの図式化
(3)材料メーカーの技術経営モデルの図式化
(4)技術の目利きのインプットをきちんと設計する
(5)研究企画力には情報の中でも有用情報に基づくひらめきが必要
(6)研究開発の成果は知財でもある
(7)当面のゴール:研究企画書の項目を書く理由や背景を論理的に説明できるようになる
(8)人の創造:資源/学習/競争のそれぞれの技術経営学を理解する
(9)要点3. 技術経営モデルに沿ったアイデアを創出するためのインプットを設計する
(1)テーマ創出方法の分類:大まかな4つの方法
(2)ノーインプット、ノーアウトプットの原則
(3)アイデアのためのインプット:顧客トレンド
(4)ポイント4. 技術経営モデルに沿ったアイデアをテーマにする
(1)アイデアをテーマにする
(2)研究者のやりたい気持ちを設計する4つの原料
(3)フォーキャストとバックキャスト
(4)ポイント5. 技術経営モデル実例
1)新規技術を獲得して既存事業の差異化につなげる技術経営モデル
2)技術の幅と深さを価値創出につなげる技術経営モデル
3)技術のショーケース化により価値創出につなげる技術経営モデル
4)潜在課題の解決に優れた技術経営モデル
5)コストリーダーシップを実現する技術経営モデル6. 自社独自の技術経営モデルによる、技術の目利きの集団的育成の進め方
(1)技術経営モデルの導入に関して、会社への信頼と人間関係は重要なポイント
(2)技術経営の正しい理解と会議のモードの切り替え
(3)基本的な進め方:対話を通じた共有・共創の場の設定
(4)ベンチマーキングによる改善点の共有化
(5)よくある進め方のパターン
(6)ビジョンに基づく技術経営人材の人材像と人材育成計画
(7)ワーキング・グループの検討・巻き込みの範囲を拡大する7.まとめ
講師 |
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![]() 中村 大介(株式会社如水 代表取締役) 高収益企業支援家・弁理士 |
開催概要
開催日時 | 2018年9月10日(月) 13:00~17:00 ※こちらの受付は終了しました |
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開催場所 | 企業研究会 セミナールーム 〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目7番2号 MFPR麹町ビル 2F [地図] 東京メトロ 有楽町線「麹町駅」1番出口より徒歩5分
JR線/東京メトロ 丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」1番赤坂口または麹町口より徒歩9分 東京メトロ 銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」D出口より徒歩9分 東京メトロ 半蔵門線・南北線・有楽町線「永田町駅」7番出口より徒歩9分 |
参加費 (1名様につき) |
37,800円(税込) *当日キャンセルについて*
当日のキャンセルはいたしかねます。 お申込者がご出席いただけない場合は、代理の方にご出席をお願いいたします。 やむをえず当日ご欠席される場合は、資料を送付させていただきますので 未入金の場合も受講料のお支払いをお願いいたします。 |
主催 | 主催:一般社団法人企業研究会 共催:ビジネスコーチ株式会社 |