人材開発・組織開発用語:「リーダーシップ」
人材開発・組織開発において押さえておきたいキーワード
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人材開発・組織開発用語
人材開発・組織開発に関連する専門用語について、ビジネスコーチ社が解説します。
執筆者
ビジネスコーチ株式会社
マーケティング本部 広報担当
リーダーシップ
マネジメントを効果的に推進するためのリーダーの言動・行動であり、自分自身、メンバー、チームを成長させ、組織の目標を達成するために、ビジョンを伝え、ミッションへのコミットメントを示し、価値観を明確にし、企業を管理する中で組織の価値観と原則を自ら体現
すること。
「マネジメント」とは異なり、変化の著しいかつ予測困難な環境の中で
・未来を予測して新しい世界を創り出す(創造と変革)
・人の価値観や感情に訴え、共感・共鳴を得る
・周囲の自発的な行動を誘発し、同じ方向に向かってともに歩む
ことが必要になる。
また、優れたリーダーになるためには、上記リーダーシップを発揮する中で、自分の考えを明確にし、一方で間違えがあれば素直に聞き
入れ(他者からのフィードバックに積極的に耳を傾け)、自分の成長と組織の変革努力に他者を巻き込むことが求められる。
尚、ビジネスコーチ社では環境変化の激しい時代の中で以下の4つのリーダーシップが期待されると考えている。
●本質的リーダーシップ(オーセンティック・リーダーシップ)
リーダーの役割を越えた個人として堂々と振る舞い、本当の自己を積極的に開示する
●支援するリーダーシップ(サーバント・リーダーシップ)
メンバーに決定権を与え、メンバーが主体的に行動できるよう支援する
●変容をもたらすリーダーシップ(トランスフォーマティブ・リーダーシップ)
自ら新しいことを学び、成長のためにチャレンジする姿をメンバーに見せることで、メンバーの主体性に働きかける
●壁を乗り越えるリーダーシップ(クロスボーダー・リーダーシップ)
リーダー自ら個を尊重し、違いを認め、チームメンバーが互いに尊重しながら働ける環境づくりをする
これら4つのリーダーシップを発揮するリーダーをアサーティブリーダー(自他を否定することなく尊重し、自分とチームの利益のために
行動できるリーダー)という。