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事例紹介

【三谷セキサン株式会社様】
クラウドコーチングでプロコーチに新入社員の良き相談相手になっていただきました。その効果もあって、現時点で2019年度新入社員の離職はありません

三谷セキサン株式会社

総務部 次長 中合 由樹氏
宮下 華奈氏
松永 恵佳氏

ビジネスコーチ 
お客様に聞く(クラウドコーチング)ー三谷セキサン株式会社

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三谷セキサン株式会社 総務部 次長 中合 由樹氏に新入社員のフォローアップツール、クラウドコーチングを導入した経緯とその効果について詳しく聞きました。また、実際にクラウドコーチングを活用した新入社員 宮下 華奈さん、松永 恵佳さんにその感想を伺いました。 

三谷セキサン株式会社について

土木・建築などにおける構造物を支えるために必要不可欠なコンクリートパイルを製造・販売する会社。業界随一の製品数とハイレベルな施工力が特長で、長年にわたり業界トップシェアを誇っている。主な事業はパイル事業、ポール事業、水工資材事業、砂利事業、地中熱事業、環境製品事業(プレキャストコンクリート製品の製造販売及び設計・開発、住宅地盤補強工事、土木資材の販売)など。19569月(創業19462月)設立、資本金 214,600万円、従業員数 284名(グループ合計1,042名)

(※事例に記述した数字・事実はすべて事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています) 

プロコーチをアサインしたクラウドコーチングを導入

Q御社ではクラウドコーチングをどのように運用していますか。

2019年度の新入社員計10名の研修にあたり、フォローツールとしてビジネスコーチのクラウドコーチングを導入しました。詳細は以下の通りです。

項目

内容

受講対象者

新入社員 10

期間

1年間

行動目標の設定

新入社員各自で作成

コーチ

ビジネスコーチが選定したプロコーチ

新入社員を前にビジネスコーチからクラウドコーチングの説明をしていただき、その場で新入社員各自に3つの行動目標を設定してもらいました。行動目標は各自が好きなように設定していますが、「毎日、笑顔で挨拶する」などのように、できる目標を立てるように促しました。クラウドコーチングの運用については以下の通りです。

1.新入社員は各自が設定した行動目標を毎日チェック

2.新入社員は毎週末、振り返りコメントをフォローアップコーチに提出

3.振り返りコメントに対し、フォローアップコーチがコメントバック

 フォローアップコーチはビジネスコーチから紹介いただいた、クラウドコーチング内で新入社員をフォローするプロコーチです。新入社員からの振り返りコメントに対し、フォローアップコーチが良き相談相手となって本音に寄り添うコメントバックを行います。各新入社員がフォローアップコーチに本音で話せるように、我々は新入社員とフォローアップコーチとのやり取りには一切関知していません。

新入社員をフォローする教育体系に変更

Q御社における新入社員教育の課題をお聞かせください。

昨年までは、新入社員が入ってきても12年の間に数名の離職者が出てしまう状況でした。終身雇用は時代遅れと言われていますが、当社としては入社したからには「長く勤めてもらいたい」という想いがあります。そこでまずは、2019年度から教育体系の変更に着手しました。

 Q教育体系の変更について、具体的にお聞かせください。

これまでの新入社員の声をまとめると、共通するのは「基礎的なものが身に付いていなかった」「分からないところがあった」などでした。我々からすると「OJTなどのなかで自主的に業務を取得してほしい」という考えがあったのですが、今の時代には合っていないと気付きました。自主性を後押しするには、ある程度「会社側で支えていかないといけないのではないか」「OFF-JTの部分を増やす必要があるのではないか」という結論に達した次第です。そこで、20193月入社の新入社員から教育体系を変更しました。具体的には以下の通りです。

 

昨年までの教育体系

トータルの研修期間は半年

入社直後の1カ月は福井本社で合同研修 → 1カ月ほどの現場研修 → 配属先でのOJT

2019年度

研修期間は1年半

入社直後の1カ月は福井本社で合同研修 → その後、1年以上の期間をかけて、設計、施工現場、営業、管理業務など、さまざまな部門で研修を行う

 

さまざまな部門での経験を通じ、当社の業務全体を基礎的な部分から理解してもらい、どの部門に配属されても研修を反復しながら業務に取り組めるようにしました。2019年度の新入社員は2020年の10月を目途に配属先が決まり、そこで初めて社会人の第一歩がスタートします。なお、今回はモデルケースとして位置付けていますので、2019年度の新入社員の意見を聞きながら、2020年度以降の教育体系はより良いものにしたいと考えています。 

総務部門だけでは新入社員の良き相談相手になれない

Q クラウドコーチング導入の背景をお聞かせください。

画像1教育体系を変えることで、業務を学習させることは大きく前進すると思っていました。ただ、学習するモチベーションをどう維持させるかが課題でした。学習するモチベーションが低下すれば、離職につながります。そこで、我々がイメージしたのは、モチベーションを低下させない良き相談相手です。新入社員の本音に寄り添う相談相手が必要なのではと考えました。

 しかし、これについては、我々だけで片付く問題ではありません。東京や大阪で毎回のように面談し、本音を聞くことができればいいのですが、総務部門が福井本社のため、部門をあげて新入社員をバックアップすることはできない状況です。そもそも総務部門のリソースが少ないという面も否めません。新人ですから、先輩社員に本音で話すことも難しいでしょう。そんなとき、当社の管理本部長から紹介されたのがビジネスコーチのクラウドコーチングでした。

クラウドコーチングに求めたのは良き相談相手

Q クラウドコーチング導入の経緯をお聞かせください。

NHKの「クローズアップ現代」「イマドキの若手育成術」という番組のなかで、明治大学ラグビー部がクラウドコーチングを活用して振り返りを毎日実施し、メンタル強化を行っているシーンを拝見しました。

 新人教育に試行錯誤している最中でしたので、非常に興味をそそられました。明治大学ラグビー部では監督が選手たちをフォローしていましたが、ビジネスコーチの話では、プロコーチもアサインできるとのこと。我々がタッチできない良き相談相手の部分をプロコーチにお願いできればという想いで、クラウドコーチングの導入を決定しました。

現時点での離職者はなし

Q クラウドコーチング導入による効果はありましたか。

2019年度の研修のなかでクラウドコーチングの活用期間はそろそろ終了に近づいていますが、今のところ離職者はいません。教育体系の変更と相まって、クラウドコーチングは高い効果を発揮したと感じています。

Q クラウドコーチングをどのように評価していますか。

教育体系も変えているなかで今回が初めての活用ですから、どこまで評価すべきか難しいところですが、とりあえず、当社が大きなポイントと思った部分を以下に挙げさせていただきました。

<フォローアップコーチが女性新入社員の支えに>

実は2019年度は何十年かぶりに女性の総合職を2人採用しました。現状、女性総合職の相談役になれる女性の先輩はいませんから、2人とって女性であるフォローアップコーチの存在はとても大きかったと思っています。実際、本人たちもかなり不安を感じていたらしいのですが、その都度、経験豊富なフォローアップコーチに「不安の解消方法」や「どう行動すべきか」などを相談していたとのことです。直接のやり取りは当人同士に任せているので分かりませんが、我々としてはこうした関係性を築けているフォローアップコーチに信頼を寄せています。

<高い費用対効果>

今回、新入社員をフォローアップすることに重点を置いていたため、それほど費用対効果は重視していませんでした。しかし、あらためて見直すと17万円(年間)×新入社員9人分ですから、クラウドコーチングの活用にかかった費用はわずか63万円(税別)。初期費用もありません。これで離職を防ぐ効果があったと考えるのであれば、非常にリーズナルと言えるのではないでしょうか。

教育リソースが足りない企業にクラウドコーチングはマッチする

Q クラウドコーチングの先行ユーザーとして、クラウドコーチングの導入を検討されている方々に向けたメッセージをお願いします。

新入社員たちに悩みがあると分かっていても、リソースがなくてタッチできない企業にクラウドコーチングはおすすめです。なかなか踏み込んで聞けないところまでしっかりとフォローアップし、そのうえでモチベーションを上げてくれるツールのクラウドコーチングは最適だと感じました。

Q ビジネスコーチに対する今後の期待をお願いします。

今回、クラウドコーチングおよびフォローアップコーチには素晴らしいサポートをしていただいたと思っています。2020年度の新入社員にもクラウドコーチングの活用は決定していますので、引き続き期待しています。

 今後は新入社員だけでなく、各社員のモチベーションアップにつながる施策も考えていきたいと思っていますので、優れたコーチングサービスを提供しているビジネスコーチには当社に合った提案をお願いしたいですね。今後もよろしくお願いします。

実際にクラウドコーチングを活用した新入社員の感想

新入社員の方々にお聞きます。クラウドコーチングを使った感想を教えてください。

<宮下 華奈さん>

画像2自分で掲げた行動目標とはいえ、やっぱり毎日振り返るのはちょっと面倒くさいと思いました。でも、振り返りをすると「今日できなかった」と思うことが鮮明になるので、自然と「明日はやろう」と思うようになるから、やって良かったなと感じます。あと、ログイン率とか同期のなかでのランキングが出るから「頑張らないとやばい」みたいなものもありました(笑)

 フォローアップコーチは毎週の振り返りのとき、的確なアドバイスをポジティブに返してくださるので、すごく元気になります。例えば「うまくリフレッシュができなくて仕事に行き詰まることがあります」と送信すると、「私は昼寝用の腕枕みたいなものを買いました」「ちょっと甘い飲み物でリフレッシュしました」とか、「宮下さんなりに、何かリフレッシュできるものが見つかるといいですね」と返してくださるんです。いろいろな経験をされてきた方だと感じますし、いろんな返事をしてくださるのでモチベーションアップにつながります。

 会社には総合職の女性の先輩がいないので、フォローアップコーチの存在は本当に大きかったです。もちろん、実務は男性社員の先輩に聞きますけど、仕事の悩みとか相談は女性のフォローアップコーチですね。頼りになります。そんなフォローアップコーチから「宮下さんが成長しているのが分かります」と言っていただけたときは、すごくうれしかったですね。

今後もフォローアップコーチからアドバイスをもらいながら、2年目の目標を達成したいですね。 

<松永 恵佳さん>

画像3最初は面倒くさいと思ったし、本当にこんなんで変わるのかなと。でも、使っていくなかで面倒くさいとは思わなくなりました。帰りの電車でチェックするようすれば、もう習慣になりますね。あと、ランキングが出るじゃないですか。気になるんですよ。せっかくなら1位を取りたいじゃないですか。たまに、すっぽり忘れるときもありますけど(笑)

 自分が立てた行動目標で「笑顔で挨拶する」は良かったと思います。東京支店での研修のときも笑顔で元気に挨拶していたせいか、それから数カ月後の社員旅行のとき専務や常務に「君は元気に挨拶してくれるね」とおっしゃっていただきました。覚えていただいていたので、それはうれしかったですね。

 何よりクラウドコーチングが良かったところは、フォローアップコーチとのメッセージのやり取りです。「研修でこんなことがあって」とか「今週は夢の国に行きました」といった私のコメントに対し、定型的な文章ではなく、私宛のメッセージをすごく丁寧に返してくださって、本当にいつも楽しみにしていました。フォローアップコーチからのメッセージは全部スクリーンショットで保存しているほど。それほど、すごい励みになっているんです。 

実は施工現場での研修がすごく楽しかったんですけど、女性ということで当初3カ月予定されていた研修が2カ月で終わってしまいました。私は「もっと現場で研修したかった」とフォローアップコーチに相談したら、「上の方と話す機会があったら言ってみては」とアドバイスをいただき、上司との面談のとき現場での研修について相談したんです。そしたら、先月12月は現場での研修に行くことできました(笑)

 フォローアップコーチは「協調しなければならないときもあるけど、声をあげてもいいところって多分いっぱいあるよ」「あなたがしたいことをどんどん言ったらいい」と後押ししてくれる方。お会いしたことはないですけど、本当な大好きな方です。もうすぐクラウドコーチングは終わってしまいますが、フォローアップコーチとのやり取りは続けていきたいですね。

過去の経験と知識をもとに寄り添うコーチングを心掛けている

フォローアップコーチからのメッセージ

私自身、複数の会社で勤務経験がございますので、これまでの経験を活かして多角的な視点からアドバイスができるのではないかと思っています。皆様にとっては、お顔が見えない相手だからこそ話せる本音の部分もあるようで、なかなか言い辛いことを正直にご相談頂くことも多いですね。 

思い悩んでおられる方と接するなかで心掛けていることは、一般的な正論をお伝えするだけでなく、まずは現在の状況に寄り添うこと。そして、私自身の過去で躓いた経験、そのときどのように考えて立ち直ったか、本などから得た知識(成功されている方はどのように行動されているのか)など、いくつかの事例を交えて「色々な考え方ややり方があるんだ!」という『幾つかの選択肢』や『新しい気付き』をお伝えできるようにと心掛けています。 

クラウドコーチングを使い始めた当初は、社会人になったからという責任感やお仕事環境、生活環境の変化に戸惑い、思い悩まれていた方々が多く見られました。ですが、たった1年弱で自ら率先して新しい課題や目標を見つけ、それに向かう行動を取られています。皆様のあまりに大きな変化、成長ぶりに驚きを隠せません。日々の振り返りを習慣にすることは「自らを成長させるうえでそれだけ大きな意味を持つ」と改めて実感させられます。そして私自身も「新入社員方々の人生に対して影響力のある立場」だと責任感を感じると同時に、大きなやりがいも感じます。 

皆様の成長を間近で見られる喜びを噛みしめながら、毎週皆様からの振り返り報告を楽しみにしています。また、それと同じことを「コーチからのお返事をいつも楽しみにしています」と皆様からおっしゃっていただけるので「相思相愛だな」と嬉しく思っております。

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